門から家までをつなぐ、勾配のちょっときつめのスロープ。
以前はアスファルトで敷き詰められていましたが、端のほうがひび割れたり、アスファルトの下に空洞ができてしまったりと、安全面から見て問題が出始めていました。

重機を使ってアスファルトをはぎ取り、下地をきちんと整地。
スロープに覆いかぶさっていた庭木と花壇の植物はちょっとだけお手入れ。
庭木はその道のプロ（園丁樹様）へお任せして、我々はコンクリートの打設を行います。
なんとスロープの端には岩でできた境界がありました。
コンクリートはその境まできちんと打設しています。

スロープはかなりの勾配がついています。
そのため、仕上げには滑り止めの加工を施しています。
通常はハケで行うところをホウキにして溝を深めにつけています。
それによりこの急勾配を凍結の恐れのある冬場でも安心して通っていただけます。
進行方向も考慮して作業を行っています。

コンクリートが陽の光をあびて白く輝き、庭木の緑を一層映えさせてくれます。
バルコニーからの眺望を最高のものにしてくれました。

また、車で通る際も安心して通過いただけます。

安心・安全と、見事な眺望を両立できた非常に満足のできる仕事となりました。